2005年06月05日

ことばをにごす【言葉を濁す】

女郎も
 り太郎か
あまり
  なかく
 いるゆへ
神がつて
 ことば
   を
  にこす
山東京伝『心学早染草』寛政二年(1790)
日本名著全集p300
p301「女郎も理太郎が餘り長く居る故、神がつて言葉を濁す」
http://www.let.osaka-u.ac.jp/~okajima/uwazura/meityokibyosi/meityokibyosi12.pdf

現代のとは、意味がやや違うのかも知れない。「神がる」は「うるさがる」というような意味(『日本国語大辞典』の「神がる」にこの箇所を用例とする)。番頭が迎えに来たが、「帰らない」という理太郎。言葉を濁した女郎の言葉は「ほんにおとつさんおかゝさんがおあんじなんすだらふねへ わっちゃアどうもけへし申たくねへが どうしたもんだのふ」

やはり現代語と同じと見てよかろうか。
posted by 岡島昭浩 at 13:18| Comment(0) | TrackBack(1) | か行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Tracked: 2005-06-05 14:37
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