2007年04月27日

「頼まれてくれ」

http://d.hatena.ne.jp/higonosuke/20070422
に触発されました。

鶴屋南北「お染久松色読販」
お六 コレ、ぬしはたのまれてくんな。あの聖天町のいせ又迄いつてくんな。

鶴屋南北「恵方曾我万吉原」
たのまれてくれゝば、おれが主人はお大名、首尾よくいけば、いつかどの御褒美、油断なく働け。

同「同」
さよそふでもあろふがそのかわり、酒代はしつかりだ。頼まれておくれでないか。 (恵方曾我万吉原)

洒落本・大通秘密論(大成8)
わつちらがやうなものゝ。いふ事ても。頼れてくれなんすかへ

繁千話(大成15)
これ\/おれにもたのまれてくりや

並木五瓶「五大力戀緘」
其口上はアノそれ。頼まれてお呉なされませ。 

山東京伝「仕懸文庫」
とてもの事に、もひとつ頼まれてくんな



近現代のものでは、小説よりもシナリオ類に多い。


ほかに、落語の用例も目に付きます。
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2006年05月18日

強きをくじき……

欧人が隣国犯掠の政略に対するに強を挫き弱を護るの公議に據り

『佳人之奇遇』巻一 五丁ウ10行目



「弱きを助け……」が先にある用例は、日本国語大辞典に江戸期のものあり
posted by 岡島昭浩 at 21:29| Comment(0) | TrackBack(0) | た行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月19日

どあがまち【ドア框】

都筑道夫「扉」『びっくり博覧会』集英社文庫p46(初出は朝日新聞1981.2.15)
更地に、ドアがひとつだけ立っている。日の字がたの枠に上下二枚、うすっぺらな鏡板をはめて、ワニスの色も古びたのが、ドアがまちに囲まれて立っているところは、シュールリアリスムの絵のようだった。


p48
私はドアがまちをまたいだ。
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2005年05月14日

(地名)っぽ

【薩摩っポ】
池田弥三郎『ゆれる日本語』p194
p61(「ノッペラポウ」)には、
天下の三宝、ミトッポウ、サツマッポウ、ハトポッポウという。
とあり。

【東京っぽ】
永六輔『坂本九ものがたり 六・八・九の九』中公文庫amazon

【水戸っぽ】
posted by 岡島昭浩 at 14:50| Comment(1) | TrackBack(0) | た行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月22日

どうぶんどうしゅ【同文同種】

東亜同文書院の開院式 同開院式は昨日午前十時より、新たに購入したる神田錦町の壮麗なる校舎構内にて挙行せり。式場は天幕を張り、卓子を排列して着席に供し、五十名ばかりの留学生は一様に洋服を着けて、中央に着席し、来賓はその左右に整列せり。席定まるや、近衛公は同文同種の義務を全うせんとしてこの院を設立して、今日の盛大を致したることを祝して、大いに留学生の奮発を促す旨を演説し、

〔1902.1.20 報知新聞〕(『明治ニュース事典6』による)

東亜同文会は、東京の万世倶楽部で発会式〔1898.11.5 日本〕


【同種同文】


安藤彦太郎『中国語と近代日本』岩波新書 p131
当時喧伝された「同文同種」(この言葉は日本の造語である。もちろん日本と中国は同文同種ではない)的観点とはことなって


陳舜臣・陳謙臣『日本語と中国語』徳間文庫 p54
『同文同種』そのものは、代表的古典のなかに見あたりません。おそらくこれは、日本のいわゆる『支那浪人』たちが、中国人に親愛の情を示すために用いはじめたのでしょう。
posted by 岡島昭浩 at 00:53| Comment(0) | TrackBack(0) | た行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

どうしゅどうぶん【同種同文】

大きなる所より着眼すれば日韓は原来同種同文の国にして祖国を同うし、言語の系統を同うし、
   山路愛山「韓国の政党及其領袖」『太陽』第一六巻二号 1900.8.1
posted by 岡島昭浩 at 00:49| Comment(0) | TrackBack(1) | た行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月17日

とうよういち【東洋一】

http://www.nikkoku.net/tomonokai/toukou_card.html?snum=14905


2004年10月21日。文例募集に応じたもの。
語釈は編集部が付けた。

香港《ほんこん》は英吉利《いきりす》領《???》の一孤島々《はなれしましま》にひらきし新《しん》みなと商買繁昌《しゃうはいはんしゃう》土地《とち》にきはひ東洋一《トウヤウイチ》の港《みなと》なり



「文例募集」にお答えします。明治31の福沢全集( http://kindai.ndl.go.jp/cgi-bin/img/BIImgFrame.cgi?JP_NUM=41017575&VOL_NUM=00002&KOMA=315&ITYPE=0 )でも見られます。
「東洋一」は、中国書にあるのか、西洋からの翻訳語であるのか、など、気になるところです。



世界国尽
1869年
福沢諭吉
巻一、5丁表から裏にかけて
(国会図書館近代デジタルライブラリ)
http://kindai.ndl.go.jp/cgi-bin/img/BIImgFrame.cgi?JP_NUM=40005925&VOL_NUM=00001&KOMA=19&ITYPE=0



【追記】
小学館から4/27に、
『東洋一の本』  著者名:藤井 青銅 ISBN:4093875596
が出るとのこと。
著者の藤井青銅氏のページ。
bk1
posted by 岡島昭浩 at 20:58| Comment(0) | TrackBack(0) | た行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ちょうしゅんげ【長春花】

前栽《せんざい》は、むらむらいと多く見ゆれど、まだ咲かぬ夏草の繁み、いとむつかしげなる中に、撫子《なでしこ》・長春花《ちやうしゆんげ》ばかりぞ、いと心地よげに盛りと見ゆる。

『無名草子』(角川文庫。p13)

『日本国語大辞典』では、「ちょうしゅんか」で、14世紀の用例。

【参考文献】
宮崎裕子「『無名草子』と「長春花」」
『語文研究』98(2004.12)
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2005年04月01日

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