2009年06月20日

振り漢字

ふり漢字が學者過て讀づらし。其例は熱中ばとしてみがいれば、心算るとしてつもるなどなり。是は總ふり假名の事なれば、眞名假名とも讀つゞけらるゝやうにありたし、

鴎外全集24 p31 雲中語
明治29年
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2007年07月23日

はやいめ【早い目】



織田作之助「中毒」(1946)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000040/files/46305_23895.html
「私は約束の時間より早い目に行き、いつも待たされる男だった。」



http://www.nikkoku.net/tomonokai/toukou_card.html?snum=51473

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2007年05月14日

腹話術

井上円了『妖怪学講義』明治27年
第八冊35頁。



我国にも古来八人芸などいふものあり、又西洋にも腹話術(Ventriloquism)などいふものありて、能く一人にして種々の声すと云へば、女子にして男の声を出すことも敢て難きことにはあらざるべし

http://kindai.ndl.go.jp/BIImgFrame.php?JP_NUM=40004948&VOL_NUM=00008&KOMA=19&ITYPE=0
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2005年08月29日

ふろおけ【風呂桶】

「風呂で使う桶」の意味。湯槽の意味で使われることに比べて頻度は少ないと思う。

例えば子育てが終わり、夫婦で風呂桶をオートバイのシートの下のトランクに入れ、気ままな温泉旅行を楽しむようなリターンライダー。(産経新聞大阪2005.8.26 14版 1面「待ったなし 人口減少時代 第6部 伸縮するマーケットに挑む」)

ヤマハ発動機販売のマーケティング担当者(50歳)の話。

『日本国語大辞典』には江戸時代の用例のみ。

玉木正之「祇園恋しや」『明治のべースボール 94年版べスト・エッセイ集』(「室内」五月号)
小さな風呂桶と手拭いを抱えた浴衣姿の舞妓が、襟足の後れ毛を気にしながら、コンコンと下駄の音を響かせて歩いていた。


ネット検索すると、通販で「風呂桶」の名で売られている。

足立巻一『やちまた』上 (新装版)p119
淋疾菌などが目にはいるとつぶれてしまうおそろしいもので、銭湯でよくかかるから風呂桶はよく洗ってから使うようになどと、おどされもした。
も、そうか。同書p296に
煙突目あてに銭湯をさがしだし、戸があくなりとびこんだ。そして、風呂桶をまくらにはじめてぐっすり寝こんだのである。
 からだを白くふやけさせて銭湯を出たとき、すっかり朝になっていた。

とあるのはどちらの意味か。からだがふやけているというのだから、浴槽で寝たのを「風呂桶をまくらに」と言っているようでもある。
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2005年05月19日

ひのじがた【日の字型】

都筑道夫「扉」『びっくり博覧会』集英社文庫p46(初出は朝日新聞1981.2.15)
更地に、ドアがひとつだけ立っている。日の字がたの枠に上下二枚、うすっぺらな鏡板をはめて、ワニスの色も古びたのが、ドアがまちに囲まれて立っているところは、シュールリアリスムの絵のようだった。
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2005年04月21日

ぶんかけん【文化圏】

板沢武雄「海外学会消息」(『民俗学』2-1(1930.1))p73
(ロウイーはdiffusionistとして)独の「民俗学方法論」の著者グレプナー、アントロポスの将師シュミット、即ち一般に所謂文化史学派、文化圏説と名付けらるゝものの唱道者たちの一団とを挙げている。


【漢字文化圏】

【参考】
 比較的に広大な一地域、例へば一大陸の全部に亙つて、個々の文化領域とその種々な接触地帯および混合地帯を探究して見ると、かういふ事実を発見する。即ち個々の文化領域の相互間にどれほどの差異があらうとも、それぞれの包含する或る一定数の要素は、あの地でもこの地でも常に同様の結附きを示してゐることである。これらの要素といふのは、文化生活のあらゆる必要部分――物質的および経済的文化、社会的・道徳的および宗数的文化――に食ひ込み、従つて、これらの個々形態によつて或る一定の性格を刻みつけられた文化の全体を、或る程度に包括してゐるといふやうな要素である。かういふ個々=文化領域の全体を、文化圏(Kulturkreis)と名づける。これらの個々領域がかやうな一文化圏に共属するといふことは、個々の符合点が数多く存することから帰結されるのである。

W・シュミッド著/大野俊一訳『民族学の歴史と方法』1944.10.18 彰考書院 p148
W. Schmidt und W. Koppers "Gesellschaft und Wirtschaft der Volker" Regensburg : Josef Habbel 1924
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2005年04月18日

はやくに【早くに】

上田秋成『冠辞考続貂』五「なよたけの」
是ははやくに男しけるをしらで。世情づかぬ女とおもひし事の心おそさよと。妬ましさにくり言していひやる也。


秋成「ますらを物語」にも、「はやくにほろぶべき」


『時代別国語大辞典 室町時代編』ありこし[蟻腰]所引
「召スコトアラバ早クニ来タルベシ。来タラズシテ、アリコシ折ラルナ、細腰折ラルナ」(琉球神道五)
(「筱舎漫筆」巻三「琉球神道記」にも引く。随筆大成旧2-2,p67。「ハヤクニカヘルベシ/\。モシアヤマリアランニハ。アリコシヲラルベキゾ。ホソコシヲラルベキゾ。」と続く。)
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2005年04月03日

ひらぺたい【平ぺたい】

成田和雄『ジョン万次郎』(河出文庫 1990.03)、p51
海のかなたに、帯のように平ぺたい陸がうっすらと浮かんだ。


成田氏は1933年、岐阜市生まれ。
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2005年04月01日

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